脱ステ頑張ってたブログー現在標準治療中

アトピーです。脱ステから標準治療に戻りました。

続・アトピー遍歴(中学生以降)

前回の続きです。

 

アトピーって一昔前(というか私が小さいころ)は「大人になれば治る」って言われていました。

実際私はそう先生に言われました。

 

小学生のころは病院に行くたび、先生に言われていたと思います。

実際は・・・30年たっても治ってないよ!!なんてヤブ医者・・・(怒)

いまさら言ったところで多分もうその先生はお空のお星さまですけれども☆ミ

 

わたしの実感では、男の子はわりと治る確率が高いような気がします。

 

会社で、昔アトピーだったという人に2人会いましたが、どちらも男性、そして子どものころアトピーだったということでした。

現在はどちらもアトピーは出ていません。

いいなー。

素直にうらやましいです。

 

わたしはといえば、中学生になってもやっぱり薬漬けでした。

外見も気になってくる年頃ですから、お風呂上りに念入りにステロイド

顔や耳にもひどい湿疹が出ていました。

写真を撮られるのがすごい嫌でしたね。

肌がきれいだった記憶がありません。

すこし湿疹がおさまっても、予防のために薬をぬっていました。

おまけに友達付き合いも下手で、部活は帰宅部

なんかねー、最初入ったテニス部で女子のグループ派閥ができてしまって、

それからはずれちゃった子らみんなやめる、みたいな。

う、ちょっと女子のドロドロが垣間見えてきますね(;'∀')

つらい記憶が・・・ぎゅっ(押し込める)やめやめ。

まぁ、そんなわけで、うちで閉じこもってゲーム三昧です。

両親とも共働きだったので、帰ってくるまでは天国の時間(笑)

 

ドラクエ毎日やってたっけなー。

 

今考えると、運動しなかったのはよくなかったなと思います。

当時はそんなことアトピーに関係するとは思っていなかったし、勉強をメインでがんばればいいんでしょーくらいの感じでしたねきっと。

 

部活は入らなくても高校には入れました。\(^_^)/

高校のころはアトピーよりもニキビに悩まされていた気がします。

鼻の頭とか、ほっぺたとか。

そう考えると、一番皮脂が多かった時代だったのかも。

相変わらず病院通いはしていましたね。

そのころは前の病院がなくなっちゃったので、違う先生にかかりました。

この先生はなんか怖かった。

悪い人ではないんだろうけど、なんか、言葉尻がささるっていうか、、

「さっさとみせなさい。」とか、「言ってるとおりにしないから治らないんだ」

とか。(いや、やってるつもりだけど・・・とか思う)

 

言われたとおりにステロイドべったりぬっていましたが、結局治りませんでした。

でも、ものすごくひどいってことはあまりなかったかもしれません。

この先生はすっごいいっぱい薬をくれた記憶があります。

ワセリンをぬれって言われたのもこの先生がはじめてでした。

ワセリン。

あの謎のべたべた物質。

リップクリーム代わりにすると最強です。

唇にべっとり塗って、ラップで覆ってしばらくおくとプルプルに!!

高校時代よくやってました(笑)

 

このころは友達もできて、帰りにファッキン(ファーストキッチンのことです!わかる人いますかね?)やロッテリアに寄るという楽しみができました。

ファーストフードデビューですね!!

 

大学にもいきました。

と同時に一人暮らしもスタート。

料理の腕は・・・まったく上がりませんでした(爆)

毎日学食か、買い弁かつ丼大好き♪

食べるのがもともとそんなに好きじゃない(めんどくさい笑)ので、

一日カロリーメートで過ごすこともありました。

親の目がないので、大好きなチョコレートもがつがつ食べてました!

やってみたかったダンスサークルに入り、運動もしつつ、暴飲暴食もしていました。

 

でも不思議とそんなにアトピーは気にしていなかった気がします。

若くて毎日楽しかったからかなー。

化粧も軽くしていました。

 

近くの皮膚科にたまにかかっていましたが、ここもステロイドもらって終わりでした。

もう先生の顔も覚えていません。印象薄い先生でした(笑)

 

このころ、父が、仕送りに一冊の本を送ってきてくれました。

詳しいタイトルは忘れましたが、アトピーコップの話でした。

 

アトピーをコップの水にたとえたお話です。

コップに水を入れていくと、そのうち満杯になって、あふれます。

そのあふれた状態がアトピーだというのです。

 

なので、ほこりとか、食生活とか、要素になるものを減らしていけばいい。

無理に戦う必要はない・・・といったニュアンスの本だったと思います。


この本自体には特に何も感じなかったのですが、送り主が父だった為に記憶に残っています。

というのも、小さな頃からアトピーのことといえば母がとても気にしていて、父からはそんなに言われた覚えがなかったからです。

父も心配していたのですね。


後日、最近娘がアトピーになったという姉にこの本を貸したら、「アトピーと戦う気が無くなる本だね」と言われました。

そう言われて、また目からうろこ状態

Σ(゜Д゜) 

確かにその頃の私はアトピーを受け入れていました。

ちょっと症状がでても、薬で抑えられていたからです。


社会人デビューに続きます!